Cinderella's Garret

緑豊かな国、”ニャーゴヤ”。
一方では”名古屋”と呼ばれるこの土地の二重世界 -パラレルワールド-
には、今なお人々に愛され語り継がれる童話の人々が、神々となって住んでいました。

毎夜行われる舞踏会、そこかしこに漂う薔薇と甘い砂糖菓子の香り…
普段、僕らに見ることのできない魅惑の世界…

ニャーゴヤに一際そびえ立つシンデレラ城には、

私達の知る灰かぶりと呼ばれて苛められていたシンデレラはもういません。
ニャーゴヤ国のお后様となって、幸せに暮らしているのです。

ただ、”ニャーゴヤ国”と”名古屋”では時間の流れが少し、違っています。
名古屋の私たちにとっては、何十年、何百年前に書かれた物語でも、ニャーゴヤ国ではシンデレラがお城に嫁いでからまだたったの一年。
日々は、刺激と美しさに満ち溢れた素敵なことばかり。

けれど、窮屈なドレス、語学、文学、諸国の歴史、ダンス、音楽…etc
お城の生活になれないシンデレラは、すっかり疲れて不眠症気味になってしまいました。
この夜も、眠れないシンデレラ…。

—ネズミ達に囲まれたあの屋根裏が懐かしい—
この夜もシンデレラは夜遅くまで寝付けずにいると、 なにか、屋根裏から怪しげな音が聞こえてきます。

カタカタコットン…
何の音だろう…?
不思議に思ったシンデレラは一人こっそりと部屋を抜け出し屋根裏へ。
そこでは、お城のおつとめが終わった使用人達が、 秘密のお茶会を開いていました——

使用人達の秘密のお茶会に、貴方も遊びにきませんか…?